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司法書士業務、法律改正やエントラストからの
お知らせ等様々な情報を発信していきます。

借金整理と家計の見直し~家計収支の見直し編~

 前々回は、 借金整理と家計の見直し~借金の整理方法編~ 、前回は、 借金整理と家計の見直し~家計収支の把握編~ ということで、紹介しました。
 今回は、家計収支を把握したところで家計収支の見直しについて、紹介します。私が今まで債務整理で関与して実際に家計収支の見直しをアドバイスしてきたことを踏まえて書いていきます。

 

○収入の見直しについて
 収入は当然、「増やす」ことを検討すべきですが、給料を得ている人が今もらっている給料を増やすことは、既に雇用条件で決まっているため、難しいと思います。転職や副業も考えられますが、転職は転職先の雇用条件次第で必ずしも給料が増えるとは限りませんし、副業は、それを禁止している会社が多いと思います。そのため、直ちに見直しをするのは難しいと思います。
 一方、同一世帯に専業主婦(主夫)や、定年退職後無職の方等がいる場合は、家計収支改善のために、パートやアルバイトで働いてもらい、少しでも収入を得るということも考えられます。

 

○支出の見直しについて
支出は、当然「減らす」ことを検討することになります。
特に、固定費を見直して、支出を削減することを重視します。

・通話料、通信料の見直し
 1人1台持っていることが多い携帯電話やスマートフォンの通話料、通信料について、最初に契約をしたまま見直しをしていないケースがあります。見直しをしていない方は、今、契約している通信会社で契約プランの見直しをしてみることをおススメします。

・有料番組の契約の見直し又は解約
 有料番組の契約をしていて、あまり視聴しない又は全然視聴しないのに見直し又は解約をせず、毎月、口座から引き落とされていることがあります。

・保険料の見直し
 ライフステージの状況に応じて、生命保険等の見直しをしていないことが多いです。同じ保障で保険料が安くなる場合もありますので、確認することをお勧めします。

・住宅ローンの支払
 金利が高いときに住宅ローンを借りている方は、より金利が安い住宅ローンへのお借換えを検討します。住宅ローンを借り換える場合は、諸費用も含めて検討します。
 なお、借換に必要な抵当権設定登記及び抵当権抹消登記は、司法書士が代理して行います。

・借金の返済
 現在の契約条件での支払状況が難しい場合は、債務整理をして支払い条件の変更や借金の減免をすることが考えられます。債務整理については、 司法書士法人エントラスト 債務整理 をご参照ください。

 

 司法書士法人エントラストでは、法テラスと契約しているため、資力要件を満たしている方は法律扶助を利用した無料法律相談が可能です。
 ご相談のご予約は、メール又はお電話でお願いいたします。
 お問い合わせメールフォームはこちらです。
 電話 096-285-1120

 

熊本市東区尾ノ上一丁目44番16号
司法書士法人エントラスト
司法書士 ファイナンシャル・プランナー(AFP) 廣濱翔

前々回は、借金整理と家計の見直し~借金の整理方法編~、前回は、借金整理と家計の見直し~家計収支の把握編~ということで、紹介しました。今回は、家計収支を把握したところで家計収支の見直しについて、紹介します。私が今まで債務整理で関与して実際に家

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借金整理と家計の見直し~家計収支の把握編~

 前回は、 借金整理と家計の見直し~借金の整理方法編~ ということで、借金の整理方法について、紹介しました。次は、家計の見直しについて、紹介したいところですが家計を見直すためには、まず、現状の家計収支の把握が必要です。
 家計収支表を毎月、作成されている方は、それを見ればすぐに分かるのですが、家計収支表を作成していない方のほうが多いと思いますので、家計収支把握のための注意点を挙げていきます。

 

○収入の把握について
 毎月の手取り収入を把握します。給与明細や給与が振込の方は通帳を見ればすぐに分かると思います。年金、児童手当や児童扶養手当等の公的給付も忘れずに確認します。
 年金、児童手当や児童扶養手当については、2ヶ月又は4ヶ月おきに支給されますので、1か月分の平均額を家計収支表に記載します。

○支出の把握について
 まず、支出について、1円単位まできっちり把握できるのがベストですが、それをしていくと面倒で3日坊主で終わる可能性がありますので、100円以上の単位で把握していきます。
 支出内容を口座引落、現金、クレジットカードごとに把握します。できるだけ、支出を口座引落にしておいた方が、通帳記帳するだけで把握できますので楽です。
 現金については、食費・生活費、お小遣い、交際費といったように支出項目ごとに財布や封筒等で分けると、残金で今月支出した金額が把握できますので、お勧めです。もちろん、領収書を取っておいて、その合計額を出してもいいですが、残金の把握の方が楽だと思います。
 クレジットカードは、1~2ヵ月後にまとめて口座から引落がされるため、何に支出したか把握できていないケースが多いです。したがって、できるだけ、クレジットカードの利用は避けることをお勧めします。債務整理をされる方も、クレジットカードの利用で支出が把握できていない方が多いです。
 また、毎月は支出しないけども、1年を通じて定期的に支出するものも忘れずに把握します。例えば、車検費用、帰省費用、住宅ローンのボーナス払い、自動車税や固定資産税等の税金などが考えられます。これらの支出も1か月分の平均額を家計収支表に記載します。

○家計収支表への記入
 後は、上記の収入・支出の項目ごとに1枚の紙に書き出します。収入や支出の項目については、市販の家計簿を利用すると書き漏れがないと思います。また、エクセルが使える方は、エクセルを使うと計算が楽です。
 スマートフォンをお持ちの方は、家計簿アプリなるものがあるようですので、それを利用してみるのもいいかもしれません。

 家計収支の把握ができたところで、次は、家計収支の見直しについて紹介します。

司法書士法人エントラスト 債務整理

 司法書士法人エントラストでは、法テラスと契約しているため、資力要件を満たしている方は法律扶助を利用した無料法律相談が可能です。
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前回は、借金整理と家計の見直し~借金の整理方法編~ということで、借金の整理方法について、紹介しました。次は、家計の見直しについて、紹介したいところですが家計を見直すためには、まず、現状の家計収支の把握が必要です。家計収支表を毎月、作成されて

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借金整理と家計の見直し~借金の整理方法編~

今回から、借金の整理手続きと家計の見直しについて、記事を書きます。
 
 生活をしていくことにおいて、できるだけお金を借りずに、収入の範囲内でやりくりをするのが好ましいですが、やむを得ず、借入やカードショッピングをしてしまうことがあります。
 法律が改正されて、多く借入をしないように制度が変わりましたが、転職、失業や疾病などで返済に窮してしまうこともあると思います。

 返済に困ったときは、まずは司法書士や弁護士に相談をしてみましょう。要件はありますが法テラスを利用すれば、無料で法律相談ができます。

 

 

借金を整理する手続きとして、以下の手続きがありますが、今回は各手続きの概要を説明します。どの手続きを取り得るか、どの手続きが好ましいかは、借金の状況や資産や家計収支の状況等により異なります。

○任意整理
 司法書士が債権者と交渉して、利息のカットや毎月の返済額の減額など、返済の組み直しを行う手続きです。利息制限法を上回る利率で借入をしていた場合、借入元金の減額や払い過ぎた利息を取り戻す過払金返還請求手続きができます。

○自己破産
 支払不能又は債務超過の状態において、地方裁判所に申立をして、債務者の財産を清算し、借金の支払を免責してもらう手続きです。

○民事再生
 支払不能又は債務超過になる恐れがある場合において、地方裁判所に申立をして、借金を一定の割合で減額してもらい、原則、3年間の分割で支払う手続きです。
 住宅ローンを支払いながら他の借金の減額ができるため、自宅を手放さずに借金の整理ができます。

 次回は、ファイナンシャル・プランナーの立場から見た家計の見直し方法について、記事を書く予定です。

司法書士法人エントラスト 債務整理

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司法書士 ファイナンシャル・プランナー(AFP) 廣濱翔

今回から、借金の整理手続きと家計の見直しについて、記事を書きます。生活をしていくことにおいて、できるだけお金を借りずに、収入の範囲内でやりくりをするのが好ましいですが、やむを得ず、借入やカードショッピングをしてしまうことがあります。法律が改

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自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン

 昨日、熊本県司法書士会主催の熊本地震対応研修会に参加してきました。
 今回の研修は、自然災害によりローンの支払ができなくなった個人の債務を減免する『自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン』(通称、『被サロ』)に関するもので、弁護士の鹿瀬島先生が講師でした。

 被サロに関して、とても分かりやすくご講義いただきました。講義のポイントをいくつか挙げます。
①対象となる債務者
 災害の影響により支払不能又は支払不能のおそれのある個人(会社は該当しない)

②自己破産との違い
 ・いわゆる「ブラックリスト」に載らないため、新規のローンを組むことができる。
 ・手元に残すことのできる財産の範囲が広い。
 ・連帯保証人に原則、請求をしない。
 ・登録支援専門家(弁護士等)の手続き支援は無料。

③手続きを利用するために債務者にまずしてもらうこと
 最も多額のローンを借りている金融機関等へ制度を利用することを申し出ます。制度の利用について金融機関等の同意を得られると、同意書が交付されますので、その同意書を熊本県弁護士会に提出します。

 私が震災に関する相談を受ける中でも、建物が全壊したにもかかわらず住宅ローンを支払い続けなければない方の相談があります。このような方は、ぜひ利用していただきたいと思います。

 なお、司法書士は登録支援、被サロに関して関与することはできませんが、制度の情報提供はできますので、ガイドラインの利用を検討している方は、弁護士会や司法書士会の相談会でご相談ください。

 熊本では、数日前から大雨が続いておりますので、土砂災害にお気を付けください。

過去記事 「熊本地震 個人の方の二重ローン問題の解決策」

司法書士法人エントラスト
司法書士・AFP 廣濱 翔

昨日、熊本県司法書士会主催の熊本地震対応研修会に参加してきました。今回の研修は、自然災害によりローンの支払ができなくなった個人の債務を減免する『自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン』(通称、『被サロ』)に関するもので、弁護士の

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熊本地震 個人の方の二重ローン問題の解決策

 熊本地震から復興をしていくうえで、震災を受ける前から組んでいた住宅ローンや事業性ローン等の支払いにより、再建のための新規の借入が困難になったり、あるいは、新たなローンを組むことで二重のローンが負担になってしまう「二重ローン問題」の発生が考えられます。

 東日本大震災の教訓から 「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」によ り、金融機関等全ての債権者の同意が得られれば、個人の方の住宅ローンや事業性ローン等の免除・減額を受けられることがあります。
 利用にはガイドラインの要件を満たす必要性があります。

 同制度を利用できた場合、 以下のメリットがあります。
 ・自己破産や民事再生といった法的手続と異なり、債務整理をしたことは個人信用情報(いわゆる「ブラックリスト」)と して登録されないため、新たにローンを組むときの不利益がない。
・弁護士(登録支援専門家)による手続支援を無料で受けることができる。
・生活再建支援金、災害弔慰金・見舞金、義援金等を含む財産の一部を手元に残したままローンの支払免除や減額等を受けることができる。

詳細は以下のリンク先をご参照ください。

政府広報オンライン  住宅ローンなど借入れの返済が困難な震災被災者の方へ 個人版私的整理ガイドラインをご存じですか。

一般社団法人 個人版私的整理ガイドライン運営委員会

熊本市東区尾ノ上一丁目44番16号
司法書士法人エントラスト

熊本地震から復興をしていくうえで、震災を受ける前から組んでいた住宅ローンや事業性ローン等の支払いにより、再建のための新規の借入が困難になったり、あるいは、新たなローンを組むことで二重のローンが負担になってしまう「二重ローン問題」の発生が考え

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